ロゴ作成は様々な大きさを考えて

必要があってロゴ作成をする場合に、考えるべきことはたくさんあります。その中でも最も重要になるのがロゴにまつわる大きさです。大きさといってもその内容は様々ですから、どういった点に気を付けていけばよいのか、ロゴ作成をするうえで重要となるポイントについて見ていき、よりよいロゴづくりに生かしていきましょう。

レザークラフト用にロゴ作成する方法とは?

使う大きさを考えて作成

まずはロゴ全体の大きさを考えるところからスタートします。どの様な場所に使うのかをイメージしてみて、それに合わせてどのような形にするかを考えていかなければなりません。データとして作成することで、もちろん簡単に大きさの変更はできますが、もともと使う大きさで作っているのか、後から調整したのかではイメージが大きく変わることもあります。

利用する大きさが決まっているのであれば、初めからその大きさで作成しておく方がきれいに見え、効果的なのです。例えば文字の大きさなどが、作った大きさよりも小さく印字されていると読みにくくなることもあります。

逆に拡大しすぎてしまうことで、全体のバランスが崩れたり、間延びして見えたりしてしまうこともあるのです。そうなると印象が悪くなる場合もありますから、使う大きさを確認したうえで、その大きさできれいに見えるような形に作成していくことを心掛けてみましょう。

使う大きさに応じて複数作成しておく手も

ロゴは一つ作って様々なところに利用することになります。

しかし、使う場面によって必要な大きさが異なってくることもあるでしょう。その場合に同じものを調整して利用することもできますが、場合によっては大きさが合わずに綺麗に見えないことも出てきます。

かなり大きさや位置が違う使い道を考えているのならば、それに合わせて複数作成していくことも大切です。そうすればきれいに見せることもしやすく、効果的にロゴを使っていくことができるのです。大きさが違うものや形が異なるものを、統一したデザインでいくつか作っておくとロゴの活用の幅が広がっていきます。

文字とのバランスはしっかり確認

ロゴの場合、文字は情報を伝える重要な部分です。ロゴ全体のデザインに心を配ることはもちろんですが、文字がしっかり読めるかどうか、魅力的に見えるかどうかを考えることが必要になってきます。特に気を付けたいのが文字数が多くなってしまうときです。

文字数が多いと一つ一つの文字が小さくなりがちで、見えなくなってしまうことがあります。ロゴはじっくり見てもらうより一瞬目に触れる程度のことが多いので、その時に判読しにくい大きさになっているとせっかくのロゴが生きてきません。

きちんと読んでもらうことができるような文字の入れ方を意識しておきましょう。ある程度の大きさがあれば文字数を多めにしても配置の工夫で何とかできることもありますが、限られた小さなスペースで使う場合には文字数を使わずあえて絞っていくことも必要になるでしょう。

何を盛り込むか、何を引くのか、そのバランスを考えたロゴ作成をすることが大切です。綺麗に見えることと情報量の選定をうまく進めていくようにしましょう。

目を引く工夫を

社名や商品名などをただ並べるだけでは魅力的なロゴにはなりません。目を引く工夫をしていくことが必要になります。文字に頼らずにイラストなどを入れていくことでより魅力的に見えることもあるでしょう。文字数が多くなりがちなときに、イラストで伝えられるイメージをうまく使っていくと、すっきりさせつつ伝わりやすいロゴを作ることができます。

文字ばかりに頼らないデザインについても検討をしてみましょう。その他にも、色の使い方での工夫も必要になってきます。大きさはある程度限られているので、その中でどういったことを伝えるかを考えた時に重要な要素となってくるのです。

温かみのある色を使うことで人のぬくもりや優しさを伝えられたり、自然の色を取り入れることで環境への意識を伝えられたりなど、伝えたいイメージに合わせた色を使うことが大切です。他と差別化をしたいと考えた時には色を独創的なものにすることも有効です。

また、同じ会社やブランドのものでロゴの印象を変えたいときに、色を変えて使い分けることもできます。ぜひこのような形で色遣いなども含めて目を引く工夫をしていきましょう。

見やすいかどうかをチェック

モニター上で見ているときれいに見えても、実際に使っているときに見づらく感じることもあります。印刷する場合などは紙やインクの状況にも左右されるので、微妙なデザインや色の違いが反映しづらいこともあるのです。

実際にどのような形で印刷されるかなどを確認しておくと失敗しなくて済むでしょう。難しいですがその点の確認は忘れないようにしたいものです。特に色の確認はしっかりしておきましょう。大きくイメージが違ってしまう原因となってしまうかもしれません。

きちんと作ったつもりでも色の組み合わせで見えにくくなってしまうこともあります。ロゴはしっかり見てもらうよりも目に触れる程度のことが多いですから、きちんとアピールできるように確認を怠らないようにしたいものです。

小さなスペースで使うロゴの場合には色も非常に大きな要素となりますから意識しておきましょう。

データサイズもチェック

ロゴはデータとして作成され利用されることが多いでしょう。その場合、データのサイズもチェックしておく必要があります。データ量が多いと画像として綺麗に見えます。しかし、その分送信時などに負担がかかりやすくなります。

ロゴは本質的な部分でないことも多いので、そこでデータ量を多く使うことは避けたい場合もあります。データの大きさをおさえた形で負担がかからないようなものを作っていくことも必要でしょう。関係ない場面では画像としてきれいなものもあると状況に応じて使い分けができます。

このようなところまでしっかりこだわっておくことで、活用しやすいロゴ作成が実現できます。

状況に合わせて使えるように

ロゴは様々な場面で使われるものです。その時の状況によって、どのようなものが求められるのかは異なってきます。それに合わせて使っていけるように工夫をしていきましょう。どの様な大きさが必要になるかを考え、いくつか違った大きさのものを用意しておくのがおすすめです。

ぜひこの点に気を付けてロゴ作成を進めていきましょう。